552.家庭用太陽光発電
家庭用太陽光は2009年にその余剰分を大手電力が買い取る制度が始まった。だが期間は10年のため、家庭用太陽光発電は、固定価格買取り制度による高額の買取りが順次終了する。年内には原発2基分にあたる約200万キロワットがこの「FIT」を卒業する。2023年までの累計は約670万キロワ
家庭用太陽光は2009年にその余剰分を大手電力が買い取る制度が始まった。だが期間は10年のため、家庭用太陽光発電は、固定価格買取り制度による高額の買取りが順次終了する。年内には原発2基分にあたる約200万キロワットがこの「FIT」を卒業する。2023年までの累計は約670万キロワ
700年前日本は「黄金の国ジパング」と呼ばれた。日本最古の黄金製品は、有名な国宝「金印」であるが、これは中国の皇帝から送られたもの。天変地異が続いたことから聖武天皇は、743年に黄金で輝く大仏の建立を命じた。こうしてつくられたのが奈良の大仏である。そのためには60キロの黄金が必要
カイコはチョウやガと同じ仲間の昆虫である。東アジアに生息していたクワコという虫を品種改良し、5000年前に中国で家畜化されたもの、それがカイコである。カイコは人間によって、絹糸をとるという目的に特化して改良され飼育されてきた。カイコはカイコガの幼虫であり、卵⇒幼虫&rA
平成に入って少子高齢化が進む中、新たな家族になったのが犬や猫といったペットたちだった。1987年には686万匹だった犬の飼育数は、ピークの2008年には1310万匹に達した。犬の立場は、外飼いの「番犬」からペットショップで買って室内でともに暮らす「家族」へと位置づけを変えていった
アメリカでは陸軍主導で、原爆開発を目的にしたマンハッタン計画がつくられ、そのため多くの研究者や科学者が集められてロスアラモス研究所がつくられた。主導したのは所長オッペンハイマーである。そもそもはドイツの原爆開発を怖れたから始めたことだが、1944年になって実はドイツは原爆をつくっ
東京では、平成になってから100m以上の高さの建物(高層ビル)が、313棟も建設されている。東京は今、世界最大級のビジネスシテイーをめざしている。かつて丸の内は、皇居の景観に配慮してビルは高さが31mまでとされていた。そして街はダークスーツ一色の男性中心ビジネス街だった。しかしバ
日本では古来「五穀豊穣」は豊かさの象徴である。この五穀とは、日本人の暮らしを支えてきた米、麦、アワ、ヒエ、キビのことであるが、近年ではこの中の雑穀は消えていった。日本の雑穀生産はかつて今の1000倍以上もあった。1900年のアワ、ヒエ、キビの収穫量は全国合計で42万トンもあったが