日本技術士会東北本部

2013年06月20日

44.素数の話

 素数とは、2以上の整数のうち、1と自分自身でしか割ることができない数のことをいいます。具体的には2、3、5、7、11、13、17‥‥とどこまでも続いています。1から100までの数の中には25個の素数があります。

 素数は昔から数学者の興味の対象になった存在でした。<

2013年06月19日

43.切手の歴史と印刷

 世界最初の切手はイギリスで1840年に誕生しました。ローランド・ヒルという人が、当時の郵便制度に問題があったことから、郵便料金として均一で安価 な料金を前払いし、支払った証拠として郵便物に貼り付けるものを提案しました。こうして作られたのが世界初の「ペニーブラック」と呼ばれる1ペン

2013年06月12日

42.ティッシュペーパー

 ティッシュペーパーは、アメリカの日用品メーカーであるキンバリークラーク社が、第一次世界大戦時に綿の代用品を紙から作れないかという軍からの要請を受けて開発したもので、最初は防毒マスクのフィルターに使われたそうです。

  1924年に同社がこれを紙製の箱に入れて「クリネ

2013年06月10日

41.巨大水槽のアクリル板

 有名な中東ドバイモールの中にある水族館には巨大水槽があり、そこには幅32.88m高さ8.3m厚さ75cm重量245トンの巨大アクリル板が使われています。これは水族館の巨大な窓において世界一ですが、これを製造したのは香川県にある日プラという会社です。

 これができるま

2013年06月07日

40.ヘンミ計算尺

 先日実家の古い机の中から、私が学生時代に使っていた「計算尺」を発見しました。

 私の大学生時代「電卓」などは見かけることがなく、あっても高価でとても手に入るものではありませんでした。そこで理工系の学生はみんなアナログ式の計算器具である「ヘンミ計算尺」を持っており、そ

2013年05月31日

39.カラシニコフ銃

 1947年、当時ソ連の一兵士だったカラシニコフ氏が最初の自動小銃「AK47」を設計しました。この銃はその後シリーズ化され、さまざまな改良品が製造されて、それらを含めて「カラシニコフ銃」と呼ばれています。

 この銃は50年以上にわたり世界の紛争地域で使われ、現在も各地

2013年05月29日

38.生物模倣

 「生物模倣」ということが進められています。自然や生き物のしくみに学び、それをものづくりに生かすということです。長い時間をかけて培われてきた生き物のしくみや形には、きちんとした理由がありそこから学べることは多いのです。

 一般的によく知られたところでは、六角形の筒が並

2013年05月27日

37.円周率の話

 円周率が3.14であることから、本日3月14日は「円周率の日」また「数学の日」とされています。紀元前2000年頃とされる粘土板から、古代バビロ ニアでは円周率を3+1/7と表現していることがわかっています。円周率は、歴史上古くから人類にとって深い興味の対象だったわけです。
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2013年05月23日

36.温度の話

 温度が高いということは物質の分子運動が激しいことを示しています。正確に言えば温度が高いほうが速度(運動エネルギー)の大きな分子の存在確率が多く なると言うことであり、統計学の考え方が入るようです。温度が高いところから温度が低いところへ熱が移動して、同じ温度になったらそこで平衡状態

2013年05月21日

35.音楽の記録と再生技術

 歴史的に見て音楽を記録・再生する技術のスタートはオルゴールであったと思いま す。最初はシリンダー式オルゴールでスタートしましたが、やがてディスク型オル ゴールが登場して、ディスクの交換によっていろいろな音楽を楽しめるようになり ました。

  オルゴールからさらに発展

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