日本技術士会東北本部

38.生物模倣

 「生物模倣」ということが進められています。自然や生き物のしくみに学び、それをものづくりに生かすということです。長い時間をかけて培われてきた生き物のしくみや形には、きちんとした理由がありそこから学べることは多いのです。
 一般的によく知られたところでは、六角形の筒が並んだような蜂の巣の形状は、軽くて丈夫なハニカム構造として飛行機や各種構造物に利用されています。また水をはじくハスの葉の表面は極めて細かい凹凸構造になっており、これは雨具などの表面に活用されています。
 新幹線(500系)の先頭部はトンネル突入時の空気抵抗を減らす形状になっており、これは高速で水面に突入するカワセミのクチバシ形状を参考に作られているそうです。
 新幹線のパンタグラフから発生する騒音を低減させるためには、羽音をたてずに飛ぶことができるフクロウ羽根先端部のノコギリ歯状羽毛の形状が活用されています。
 カタツムリの殻表面がいつもきれいなのは、その表面にある細かい溝に水がたまるしくみになっていることがわかり、これは雨水が当たることで汚れが落ちる「外壁タイル」に活用されています。
 シャープでは扇風機の羽根やエアコンのファンなどに、または洗濯機や掃除機などにも生物模倣をヒントにした画期的製品を開発商品化しているそうです。
 

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