日本技術士会東北本部

文責 : 東北本部技術士 佐藤

595.選挙と投票

 7月21日は参議院議員の通常選挙投票日である。私も投票を終えてきた。テレビ番組からの受け売りであるが、過去30年間の投票率の県平均で比較した結果で、投票率が高い県は1位:島根県(71%)、2位:鳥取県、3位:山形県、4位:秋田県と日本海側の県が多い。逆に投票率が低い県は1位:千葉県(54%)、2位:埼玉県、3位:茨城県と関東周辺の県が多い。残念なことに宮城県がワースト5位にいる。全ての県で50%は超えている。さて選挙をやるにはお金がかかる。前回の参議院議員選挙の場合で、530億円もかかっている。もちろん税金で負担するが、単純計算で議員一人当たり4億円になる。参議院の場合、議員248人の半分124人が新たに選挙で選ばれ、今回は370人が立候補している。候補者名を記載する「選挙区選挙」と、政党名または候補者名を記載する「比例代表選挙」とがある。「選挙区選挙」だけだと、1位の人だけが当選して2位以下に投票した人の票が生かされない。この「死に表」を無駄にしないという考えで「比例代表選挙」が生まれた。