2020年09月18日701.木造建築が進化した 2020東京オリンピックのメイン会場建築も木材を多く使っているが、近年は住宅だけでなく学校や病院など公共建築でも木で建てる例が増えている。古来日本の木造建築で使われてきたのが「軸組み工法」である。1本の木から柱や梁を切り出し、互いに溝を彫ってかみ合わせる。職人の高度な技に頼ることになり、» もっと読む
2020年09月17日700.パソコン記憶媒体が変わる パソコン用電子記憶媒体の切り替えが進んでいる。磁気ディスクを使うハードディスクドライブHDDから、半導体メモリーを使うソリッドステートドライブSSDに、ここ1~2年で一気に主役交代が進んだ。昨年12月に家電量販店やネットで売れたパソコンのうち、SSD搭載機は57.7%にもなった。SSDは» もっと読む
2020年09月16日699.花粉症とは? もうすぐ花粉症の季節になる。「花粉症」とは花粉に対するアレルギー反応の総称で、主な症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙目など。原因となる花粉は、スギ、ヒノキの他にもイネ科の植物ブタクサ、ヨモギなどがある。日本の花粉症患者ではスギ花粉症が最も多く約2000万人。遺伝の影響が最も大» もっと読む
2020年09月15日698.家康の江戸城 皇居が天皇の住まいになったのは150年前。それ以前は徳川将軍家の江戸城であったが、天守がないからお城の実感はない。400年前徳川家康が江戸城を築いたときには、5層からなり高さ48mの立派な白い天守があった。しかしそれはわずか16年で姿を消した。2代秀忠により取り壊されたからである。秀忠も» もっと読む
2020年09月14日697.かんぴょう のり巻きの具材として昔から使われているのが「かんぴょう」である。テレビの設問などによく「かんぴょうは何からできているか?」が出される。巻き寿司という食べ方は江戸時代中期ごろに登場した。かんぴょうは、ウリ科の植物ゆうがおの実である「ふくべ」の果肉を、細長くむいて乾燥させたものである。国産品» もっと読む
2020年09月13日696.草食動物はなぜ草だけで大きくなれるのか? 草食動物の餌である草や茎などは、繊維の成分のセルロースが多くて消化が難しいため、ヒトはもちろん他の動物も自分の消化液ではセルロースを分解できない。実は胃の中に細菌やカビの仲間がたくさんいて、セルロースの分解をやってくれるのだ。酢酸などでセルロースを分解する。例えば牛では、食べた物を2日間» もっと読む
2020年09月12日695.アブラ(油、脂) 肥満、糖尿病、動脈硬化などの原因になり健康によくないとされるのが「アブラ」である。飽食の時代になって私たちの「食」はたくさんのアブラを含むようになった。極寒の地に住むイヌイットの食生活は、アザラシの皮下脂肪などを食べるので摂取カロリーの7割がアブラだが、普通に健康でいる。それはアブラの成» もっと読む
2020年09月11日694.ポテトチップスの製造 ポテトチップスの代表格はカルビーである。発売開始は1975年。カルビーはポテトチップスの国内シェア70%。その新宇都宮工場はスナックの工場としては日本最大という。ここではポテトチップスを一日に108万袋製造することができる。年間70種類が製造される。使われるじゃがいもは一日に250トン。» もっと読む
2020年09月10日693.「筋肉」について 最近は筋肉体操が人気のようだ。人体の約40%は筋肉が占めている。私たちが手足を動かしたり、食べた物が胃や腸の中を進んだり、体中に血液が届けられたりするのは、みんな筋肉の働きである。もちろん手指を動かしたり会話したりできるのも筋肉のおかげである。筋肉は大きく分けると3種類ある。(1)体を自» もっと読む
2020年09月09日692.「トミカ」の歴史50年 ミニカーの「トミカ」が発売から50年を経た。東京でお祝いのイベントが開かれ、歴代の全1050台が終結したという。トミー(現タカラトミー)からトミカが初めて売り出されたのは1970年8月。これまでに1050種類が登場している。本物らしさにこだわり重量感のある亜鉛合金ダイカストでつくられた。» もっと読む