セロハンテープは戦後の文房具における大ヒット商品の一つである。1930年に米国3M社が開発したのが始まり。第二次大戦後GHQから開発を依頼されたのが、ばんそうこうを製造していた日絆工業(現ニチバン)である。依頼を受けて約1ヶ月で完成納入すると、GHQ将校らは優秀な日本の技術力に驚いたという。こうして1948年に「セロハンテープ」が誕生した。ニチバンは現在も6割強のシェアをもつ。このセロハンは木屑からつくられ、粘着剤は天然ゴムなどからと、天然素材でつくられている。
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