日本技術士会東北本部

文責 : 東北本部技術士 佐藤

235. スズキの軽自動車

 軽自動車の過当な燃費競争のきっかけは、2011年9月にダイハツ工業が投入した「ミライース」のヒットであった。ガソリン車で最も低燃費だった。スズキは同年12月に、より低燃費の「アルトエコ」で対抗した。2013年には三菱がトップレベル低燃費をうたった「eKワゴン」を投入した。スズキが燃費データ計測で不正をした26車種には、マツダへOEMの7車種、日産にOEMの2車種、三菱にOEMの3車種が含まれる。ちなみに三菱へのOEMは、タウンボックスミニキャブバン、ミニキャブトラック、デリカD2。