日本技術士会東北本部

623.暗号資産「リブラ」

 米国フェイスブックなど28社・団体が2020年以降に始めようとしている暗号資産(仮装通過)の計画が波紋を呼んでいる。その名は「リブラ」。利用者は基本的にスマホのアプリでリブラを使える。まずはコンビニなどで現金と交換でリブラを手に入れる。友人や家族との間で簡単に送金することや、海外へも送金できる。リブラは簡単に国境を越えて幅広く使えるメリットがある。リブラという通貨名は、古代ローマ帝国の重さの単位が起源でやがてコイン鋳造の重さ測定に使われるようになったもの。ビットコインなどこれまでの仮装通過は、主に売買そのものによってもうけようとする投機の対象になってしまい、「通貨」としてあまり流通しなかった。これに対してリブラは、米ドルやユーロ、円などの資産で裏付けをすることによって、価値を安定させるしくみだ。世界でフェイスブックのサービス利用者は27億人以上とされ、そのアプリ上で利用できることから一気に広がれば、世界のお金の流れが政府や中央銀行などではつかみにくくなると心配される。

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