日本技術士会東北本部

422.バイオプラスチック

 「バイオプラスチック」は大きく2種類がある。当初は、土に埋めるなどすると微生物によって自然に分解される「生分解性プラスチック」のことだった。しかしその後、石油や石炭などの化石燃料を使わず、再生可能な生物由来の材料を使った「バイオマスプラスチック」が登場し、現在はどちらも「バイオプラスチック」と呼ぶ。後者は例えばトウモロコシやサトウキビなどを原料にするが、これらは大気中にあった二酸化炭素を光合成で吸収したものなので、それを燃焼・廃棄しても二酸化炭素の増減がゼロになると判断するもの。残念ながら100%完全な植物由来の製品はほとんどない。強度などが不十分で石油由来の材料と混ぜて使われる。業界では25%以上含めば「バイオマスプラスチック」の表示が使える。まだプラスチック全体に占める割合は1%に満たない。

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