260.法隆寺の木造建築 2016年12月29日 607年に、推古天皇と聖徳太子が薬師如来像をつくり、その寺を建立したのが「法隆寺」とされる。しかし670年に寺は全焼して再建されたとする説が有力だ。いずれにせよ1300年以上の風雪に耐えた世界最古の木造建築である。1993年にユネスコ世界遺産に登録された。法隆寺には国宝の建造物だけでも、五重塔、金堂、大講堂、西円堂、聖霊院、夢殿、伝法堂と7つもある。 こうした木造建築にはひのきの大木(直径1mほどの)が用いられるが、今では非常に貴重でなかなか手に入らないという。