日本技術士会東北本部

文責 : 東北本部技術士 佐藤

222. 腕時計を考える

 1300年頃に欧州で機械式の時計が発明され、以降機械式時計は進化しながら使われてきた。1926年には機械式自動巻きも発明された。しかし1969年にセイコーが世界初の「クォーツアストロン」を発売して、時計の常識が変わった。正確で安価な「クォーツ」がスイス時計産業を駆逐していった。しかし今では高級品機械式時計の人気が復活している。スイスのスウォッチグループは世界最大に成長した。歴史は過去に戻ることもある。