日本技術士会東北本部

文責 : 東北本部技術士 佐藤

180ICカードのしくみ

 2001年にJR東日本がICカード「SUICA」を導入してから、国内市場にICカードが一気に普及した。ICカードの多くはソニーが開発したFeriCaという技術を使っており、非接触で情報のやりとりができる。ICカードにはICチップとアンテナが入っており電池は入っていない。しかし読み取り機からの磁界により「電磁誘導の原理」で、ICカードの中で電流が流れる。読み取り機は強弱磁界の繰り返しからなる情報を発信し、ICチップはその磁界の変化を検出する。ICチップ側からも磁界の変化を出力する。