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629.接着剤はなぜくっつくの?


 今回もNHKテレビ「チコちゃん」からの受け売りですみません。質問は「接着剤はなぜくっつくの?」であり、その回答は「接着剤がくっつくのは濡れているから」である。物と物との間に液体である接着剤が入って濡れるとくっつくということである。例えば2枚のガラス板は乾いていればくっつかないが、間に一滴の水を入れると強く密着する。ガラス板表面には微細な凹凸があり合わせてもスキマができる。水はこのスキマを埋めて、水がガラスを濡らした状態になり、その瞬間に電気の力でくっつくのである。全ての分子はプラスとマイナスの電気を持っている。分子同士が近づくと、このプラスとマイナスの電気が引き合って引っ張りあう力が生まれる。この力をファンデルワールス力という。ただこの力が働くには、分子同士が髪の毛の10万分の1くらいにすごく近づく必要がある。それには液体の物質がスキマを埋めて密着させることが重要。接着剤は、その液体が固体に変わることでくっついた状態をそのまま維持することができる。今では、自動車、新幹線、航空機などの内装や外装にたくさんの接着剤が使われている。