日本技術士会東北本部

文責 : 東北本部技術士 佐藤

379.お寺と神社の作法

 テレビを見ていたら「お寺と神社の作法」をやっていた。お寺の入り口にあるのが「山門」、ここをくぐる場合は入り口で一礼をしてから。お寺の本堂へ向かう参道を歩く場合は、どこを歩いてもかまわない。参道に出ている屋台やお店に立ち寄るのは参拝を終えてから。常香炉の煙に触れるのは身を清めるため。お賽銭の役割は「お金を捨てる修行」だという。お寺とはもともと修行の場である。神社の場合は入り口に「鳥居」がある。ここをくぐる場合も入り口で一礼をしてから。鳥居から内側は聖なる神様のエリア。神社の参道を歩く場合には、お寺と違い中央を歩かず端を歩く。正面は正中であり神様の通り道だという。手水舎では水により身を清める。その順序は、ひしゃくで水を汲み(1)左手、(2)右手、(3)左手に受けた水で口を清め、(4)再び左手、(5)そして最後にひしゃくの柄を流す。これらをひしゃく一杯の水で行う。ひしゃくに口をつけるのは厳禁。神社におけるお賽銭の役割は「前回のお願いごとに対するお礼」。参拝はご存知「二拝、二拍手、一礼」であるが、拝の場合はお辞儀の角度は90度。おみくじは基本的に持ち帰る。