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724.美食を求める人間


動物たちはみな生きていくために食べる。人間だけが「おいしさを追求する」ためにも食べる。おいしさはヒトを幸せにする。人間は食べることへのこだわりを持つ美食モンスターだ。時には病になるとわかっていても食べる。多くの植物は苦み物質を蓄えて動物から食べられないように身を守る。動物は苦みを感じると「毒の可能性から食べるな」と判断していた。しかし動物は苦みをおいしいと思える感覚を身につけるようになる。また人は舌よりも嗅覚でおいしさを強く感じる。人間は脳の中で味とにおいを合わせた「風味」でおいしく食べる。ヒトは口から鼻・のどがつながりになって、食べ物の香りが強くおいしさに結びつく。実際に嗅覚を失うと「おいしさ」も失ってしまう。ヒトは200万年前に加熱調理を手にして、おいしい料理を考えるようになる。ヒトはおいしさを共有することも大切で、どういう環境で、誰と一緒に食べたかということが、おいしさの記憶になる。集団で生きるために共感を生み出すために食事をする。