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 2020/07/19 (37 ヒット)

 ラジオ体操のスタートは、1928年昭和天皇即位の記念式典で、NHKラジオで流された「国民保健体操」である。逓信省幹部が米国視察に行ったとき、生命保険会社が考案したラジオ体操に出会い、これを輸入した。戦時色が濃くなると、国民の体力向上及び精神高揚を目的に広がった。しかし終戦後はGHQによってラジオ体操は中止されることになる。何十万、何百万の日本国民が一斉に同じ体操で体を動かすという行動を嫌った。しかしラジオ体操の再開を望む声が広がり、1951~1952年になって、いつでも誰でもどこでもできる「ラジオ体操第1」と、職場での運動を想定した「ラジオ体操第2」とが発表された。「ラジオ体操第1」は子供から老人までを想定し、「ラジオ体操第2」は一般成人を想定したとも言われる。これが現在までつながっている。このとき実は「ラジオ体操第3」も作られていたという。しかし動きが複雑でラジオでは説明が難しかったこともあり、いつしか忘れられてしまった。「幻の体操」といわれたが、2013年に残っていた資料などを元にして復刻された。テレビでその動作を見たが確かに覚えるのは難しいようだ。でも「第3」は有酸素運動としては良好だという。