TOP : 446.ネットフリックスと機械学習
 2019/07/27 (59 ヒット)

 通販サイトを使うと購買履歴から「おすすめ商品」が示されるのは珍しくない。行動履歴を含めた個人データは「新しい石油」とも呼ばれ、政治や経済にまで大きな影響を与え始めている。今では、「企業が私の欲望を私よりも正確に知ることができる」という時代だ。世界最大の動画配信サービス「ネットフリックス」が躍進を続ける。世界の会員数は1億2500万人。躍進の原動力は、視聴者の好みを分析して作品づくりにも生かす「機械学習」である。膨大な視聴データを分析して個人の好みをはじき出し、作品をすすめている。また何を配信すればヒットしそうかの予測にも使う。会員が作品を一気に見たか中断したかや、途中から見なくなったかなどあらゆるデータから分析する。分析したデータに基づいて制作した作品は多くの視聴数をかせぐ。同社が制作したドキュメンタリー「イカロス」は長編初のアカデミー賞を受賞した。私たちのネット行動は全て監視されている。