TOP : 439.血液型
 2019/06/04 (29 ヒット)

 血液中のタンパク質などの分子には、それぞれ互いに少しずつ構造が異なる複数のタイプがある。その違いが「血液型」である。赤血球の膜にある分子の違いによるものだけでも、ABO血液型、Rh血液型など250種以上の血液型があるという。輸血においては、ABO血液型とRh血液型がチェック確認される。臓器移植の場合はさらに、白血球にある分子の型であるHLA型の適合も重視される。かつてO型から他の型への輸血は可能と教えられたが、やはりこうした輸血は避けるべきとして現在では行われていない。A型の遺伝子型はAAかAOで日本人の約4割を占める。B型の遺伝子型はBBかBOで日本人の約2割を占める。AB型の遺伝子型はABで日本人の約1割を占める。O型の遺伝子型はOOで日本人の約3割を占める。どの民族でも最大多数派のA型が進化上の祖先型とされ、類人猿にもABOの血液型がある。血液型と性格のことが話題になるが、科学的根拠はないようだ。