TOP : 697.かんぴょう
 2020/09/14 (21 ヒット)

 のり巻きの具材として昔から使われているのが「かんぴょう」である。テレビの設問などによく「かんぴょうは何からできているか?」が出される。巻き寿司という食べ方は江戸時代中期ごろに登場した。かんぴょうは、ウリ科の植物ゆうがおの実である「ふくべ」の果肉を、細長くむいて乾燥させたものである。国産品の9割以上が栃木県で生産されている。収穫とかんぴょうむきは夏の仕事である。「ふくべ」を機械にセットして高速回転させながら刃物を当てると、長いひも状に削り出しができる。力の入れ具合などにコツが要る。それをビニールハウス内で長いひも状のまま干して乾燥させる。1個のふくべからできるかんぴょうは150から200グラム。その国内生産量はどんどん低下しており、国産は2割で8割は中国からの輸入である。この中国製は多くが業務用に使われている。