TOP : 695.アブラ(油、脂)
 2020/09/12 (24 ヒット)

 肥満、糖尿病、動脈硬化などの原因になり健康によくないとされるのが「アブラ」である。飽食の時代になって私たちの「食」はたくさんのアブラを含むようになった。極寒の地に住むイヌイットの食生活は、アザラシの皮下脂肪などを食べるので摂取カロリーの7割がアブラだが、普通に健康でいる。それはアブラの成分の多くが「オメガ3脂肪酸」だからという。これは細胞膜を柔軟にする。海にいる青魚類は特にこの「オメガ3脂肪酸」を多く含む。一方牛肉、豚肉、鶏肉などに多く含まれるのが「オメガ6脂肪酸」である。この「「オメガ6」が増えすぎると白血球を暴走させるらしい。どちらも人体には必要であり、重要なのが「オメガ3」と「オメガ6」のバランスである。かつての日本人は多くの「オメガ3」を取っていたが、現代人は食のバランスがくずれて「オメガ6」が多すぎるようになった。欧米型食事の場合「オメガ3」:「オメガ6」が1:10だという。ただ同じ牛肉でも、牧草だけを食べて育った牛と穀物エサを食べて育った牛では、「3:6」の比率がかなり違うらしい。