TOP : 576.宇宙を旅する探査機
 2020/05/18 (26 ヒット)

 42年前に打ち上げられた米国の探査機ボイジャー2号が「太陽圏」を脱出して、現在太陽系の外に向けて飛行中である。ボイジャーは1977年、惑星探査のため2号1号の順で打ち上げられた。太陽圏とは、太陽風が届く半径180億キロの空間をさす。ボイジャーは秒速15~17キロという高速で飛んでいるが、太陽系を脱出するのは3万年後になる。太陽系とは太陽の重力が及ぶ範囲を指す。太陽系外に向かう探査機には、未知の生命との遭遇に備えたものが搭載されている。2機のボイジャーに搭載された直径30センチのゴールデンレコードには、動物や鳥などの声、世界55か国の言語、クラシックやジャズ音楽、地球や動物の画像などが記録されている。再生のための針とカートリッジもある、つまりアナログである。実は1972年と1973年に打ち上げたパイオニア10号と11号が、最初に太陽系外に向かった探査機である。その機体には男女の裸の姿や太陽系を描いた金属板が装着されている。