TOP : 517.東京の地下鉄網
 2020/02/01 (112 ヒット)

 NHKテレビの「チコちゃん」で面白い話があった。東京の地下鉄は立体的に見ると、非常に複雑で入り組んでゴチャゴチャしている。それはなぜか?というもので、答えは「あなたの家の地下もあなたのものだから」。土地を購入すれば、その土地の地上も地下もその人のものになるから、地下鉄を通そうとすればその地上の土地所有者全員に土地代を支払わないといけなくなる。それは建物が密集する東京では無理な話である。一方、国や自治体が所有する道路の地下は、公益目的なら自由に使うことができる。だからほとんどの地下鉄は道路の下につくられる。大阪や名古屋は格子状に区画整理がされているので、地下鉄路線も比較的シンプルだが、江戸城では家康が地方と江戸を結ぶ道路を放射線状につくり、さらに城を攻めにくいようにと水路で囲むようにした。この水路を埋めて後に道路がつくられた。地下鉄が増えるたびにどんどん深くなっていく。東京には13もの路線がある。最も深い場所の駅は、都営大江戸線六本木駅で、階段が266段、深さは地下42.3メートルにある。