TOP : 494.お城の石垣
 2020/01/02 (15 ヒット)

 日本史上最大の城郭とされるのが「江戸城」である。その石垣の石の数は数十万個にもなる。東京近郊に石垣の石材がとれる場所はない。石垣に使われた石のほとんどは火山活動でできた安山岩である。この石がとれるのは西相模から伊豆半島東岸あたり。そこから江戸時代に重くて大きな石を運んでくるのは、それは大変で困難だったはず。しかし多くの大名は伊豆半島あたりに石切り場をつくり、切り出した石を人力と船で江戸まで運んだ。現在の大阪城は、秀吉が築いた旧大阪城を完全に覆い隠すように埋めて、その上に徳川幕府が築きなおした「新大阪城」である。各大名たちは旧大阪城よりも高い石垣をつくるよう求められた。その石(花崗岩)は瀬戸内海の島で切り出して船で運ばれた。城の石垣には特別に大きな「鏡石」がはめ込まれている。大阪城の鏡石は他とレベルが違う巨大さである。大きさは36畳分もあり、重さは推定130トン。どうやって運んできたのか?