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 2019/11/01 (31 ヒット)

 2015年の糖尿病患者数は全世界で4億1500万人にもなるという。糖尿病は、飽食の時代が生んだ比較的最近の病気である。糖尿病とは、血糖値が一定の基準を超えていることを示す疾患で、ヒトの血糖値は通常ホルモンの働きによって非常に狭い範囲に保たれている。食べ物として摂取した炭水化物は、胃や腸などで分解されてブドウ糖(グルコース)になり血液中を流れる。この血液中を流れるグルコースの量を「血糖値」という。血糖値が上がりすぎないように、ホルモン「インスリン」によってコントロールされている。血液中のグルコースは、インスリンの働きで筋肉や脂肪の中に取り込まれる。糖尿病には、「1型糖尿病」と「2型糖尿病」がある。1型は膵臓が壊されてインスリンを分泌できなくなることで発症する。2型は暴飲暴食や運動不足が、過剰な脂肪組織を蓄積させ、血管内のグルコースが細胞内に取り込まれなくなり、インスリンの分泌が異常になって、血管内に大量のグルコースとインスリンが含まれてしまい、結果的にインスリンの分泌がなくなって発症する。糖尿病患者全体の90%以上が「2型糖尿病」である。