TOP : 463.花粉症
 2019/10/15 (34 ヒット)

 アレルギーとは、本来体に害を及ぼさないはずのものに対して過剰な免疫反応がおきて、鼻水、じんましん、かゆみなどの症状がおきることをいう。アレルギーの中で、スギやヒノキなどの花粉を外敵と認識して免疫システムが反応してしまうのが「花粉症」である。花粉症は1961年に初めて報告され、1970年代以降患者数をどんどん増加させてきた。今では3人に1人が花粉症という。スギ花粉の場合、スギの葉の先端にできる雄花の中に、花粉の入った袋が何個も入っていて、雄花が成長して開くと袋が破裂して中の花粉が飛び出してくる。花粉の直径は0.03ミリと非常に小さく、一つの雄花に40万個もの花粉が入っている。戦後復興で森林が伐採され、そこに農林水産省の推奨によりスギの苗木が大量に植えられた。スギは成長が速く木材として加工しやすいからである。スギは植えてから30~60年で最も大量に花粉を放出するようになるので、1970年代以降で飛散が増加した。