TOP : 447.アリの社会
 2019/07/30 (68 ヒット)

 世界で最も個体数が多い生物、それがアリでその数1京匹という。世界中でアリは1万種以上いる。アリは複雑な社会をもっている。そうしたアリの社会は5000万年前からできているらしい。現在ではそれぞれの種に応じて完成した社会が存在している。日本にいるアリの中で最大級がクロオオアリ、巣の奥には1匹の女王アリがいて、これは産卵に特化したアリである。ほぼ毎日産卵する。女王の世話やさなぎや幼虫の世話をしているのが働きアリである。巣の外にも働きアリがいて食料になるものを巣に運び込む。これらの働きアリは全てメスである。オスのアリは交尾の時期だけ生まれてくる羽をもつアリで、短命である。女王アリの寿命は10~20年。この働きアリの社会では、「よく働くアリ」と「普通に働くアリ」と「あまり働かないアリ」が、2:6:2の割合で存在する。人間社会でも同様のことがあるらしい。北アメリカの乾燥地帯に住むミツツボアリでは、一生蜜を貯蔵するために自分の体を使う役目だけのアリがいる。アリの社会では分業が成立しているのだ。