日本技術士会東北本部

640.秋の果物「柿」

 秋を代表する果物である「柿」は、栄養豊かな健康食品である。柿には甘柿と渋柿とがある。成熟期の渋柿は、渋みのもとになる水溶性のタンニンを多く含む。甘柿はタンニンを蓄積する細胞が途中で成長を止めるため成熟時には渋みがなくなる。渋柿でも、アルコールや二酸化炭素で渋抜きができる。子供のころには、渋柿を焼酎につけておいた「たる抜き」というのをよく食べていた。現在スーパーなどで市販されている甘柿の多くは、二酸化炭素を用いて渋抜きをしたものである。今では種無しの「平種無」などは人気が高い。柿のタンニン(ポリフェノール)は血糖値上昇を抑制する働きがある。カリウムも多く含み、果物でトップクラスのビタミンCを含む。抗酸化作用のカロテノイドも豊富である。渋抜きをしても柿のタンニンの効果は変わりないらしい。また昔から日本人は「干し柿」という方法で、渋柿を日持ちさせて冬の甘味食品として活用してきた。食物繊維をたっぷり含む健康食品である。

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