日本技術士会東北本部

632.ヨーグルトと腸内細菌

 100年以上も前、ロシアの動物学者メチニコフは、コーカサス地方に長寿の人が多いことに気づき、これはヨーグルトを食べているからであるという仮説をたてた。ヨーグルトや漬物といった発酵食品でおなじみなのが「乳酸菌」である。乳酸菌とは、糖類を分解して主に乳酸を出す細菌の総称である。ヒトの腸は長さ7~9mあると言われ、その中には100~3000種類の細菌が存在し、その数は100~1000兆にもなって重量は1~2キロにもなる。こうした細菌類には、善玉菌と悪玉菌と日和見菌の3種類がある。日和見菌は体が弱ってくると悪玉菌を助ける働きをするもので、菌全体の7割にも及ぶという。乳酸菌やビフィズス菌は善玉菌である。実は乳酸菌は土壌や海、植物の表面や動物の体内などあらゆるところにいる。善玉菌が出す乳酸や酢酸には、腸粘膜の機能を高めたり、有害な悪玉菌を排除したりする機能がある。また乳酸菌は免疫細胞を刺激し免疫を活性化させる働きもある。常に乳酸菌類を含むヨーグルトや発酵食品をとることで、腸内フローラを良好に維持することができる。

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