日本技術士会東北本部

619.カセットコンロ

 夏場は出番が少ないが、冬には居酒屋などの鍋料理に欠かせないのがカセットコンロである。料理用のコンロを台所以外の場所に簡単に移動できるという優れた特徴をもつ。岩谷産業が日本初のカセットコンロを1969年に発売してから50年になる。創業者の岩谷直治氏が、「コンロにつなぐホースをなくそう」と開発に乗り出した。欧州で登山者が使っていたアウトドア用ガスバーナーをヒントにし、ボンベは缶入りの殺虫剤をヒントに小型化した。商品の改良が進んだ結果、現行品は初期に比べて火力が2.3倍で重さは半分以下になった。値段も当時とほぼ同じ3500円程度。カセットコンロの国内市場規模は2018年度で約306万台、災害時の備え需要も大きい。岩谷のシェアは8割に及ぶ。そういえば東日本大震災のときには長期間ガスが使えなくなり、私もホームセンターに並んでカセットコンロとボンベを購入し、それを使ったものである。かなり余分にボンベを買ったので今も残っている。災害が起こるたびに需要が大きくなるという。

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