日本技術士会東北本部

605.やきもの

 「やきもの」は、土を焼いたもので原料の土には熱によって溶けてガラスとなる成分が含まれ、それが溶けて固まるとき土の粒子がくっつく。日本では縄文土器がつくられたのがやきものの始まりである。やきものは、大きく「土器」「炻器(せっき)」「陶器」「磁器」の4つに分けられる。土器は700~1000℃の低い温度で焼かれ簡単につくれるが割れやすい。今も植木鉢などに使われる。炻器は1200℃程度で焼かれ強さを増す。須恵器が該当する。飛鳥時代に釉薬の技術が日本に伝わり、陶器が焼かれるようになった。そして江戸時代初期の1610年に、李三平が有田で陶石という白い石を発見して、これを原料に1300~1400℃の高温で焼くことにより真っ白な「磁器」をつくりだした。やきものに向いた土は、カオリンという粘土物質が主体で、長石や珪石を多く含んだ花崗岩や流紋岩が風化したものである。ちなみに六古窯と呼ばれるのは、愛知の常滑焼と瀬戸焼、福井の越前焼、滋賀の信楽焼、兵庫の丹波焼、岡山の備前焼である。磁器では有田焼が有名である。

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