日本技術士会東北本部

590.むかわ竜化石発見の話

 北海道のむかわ市において、日本で一番大きく完全に近い形で発見された恐竜の化石が発見された。それが「むかわ竜」であるが、その発見にまつわる話が興味深かった。2003年に堀田さんという人が散歩中に道の斜面で化石らしいものを見つけた。博物館の櫻井さんに連絡してみてもらった。櫻井さんはその化石を持ち帰るが、そのまま収納庫にしまってしまう。むかわ市では、「恐竜」ではなく海に生息する爬虫類である首長竜の化石がたくさん出土しており、その一つだと思ったからである。そして化石はそのまま7年間放置される。7年後、首長竜の化石を研究する東京学芸大の女性佐藤さんが、「7年前の化石は首長竜ではない」ことに気付いた。陸にいた恐竜の特徴を有していたのだ。そこから話は進んで、4年間かけて本格的な発掘が行われた。日本初の大型恐竜の全身骨格が、ほぼ完全な形で掘り出された。全長10m、7200万年前に生息していたハドロサウルスの仲間であった。日本最大の大型恐竜化石発見だった。2019.07.17

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