日本技術士会東北本部

427.身近な金属「鉄」

 鉄は最も身近な金属のひとつである。人類は鉄を使って、武器を作り、列車を走らせ、高層ビルを建ててきた。鉄は自然界には酸化鉄や硫化鉄の形で存在する。歴史的には「石器時代」「青銅器時代」に続いて「鉄器時代」がやってくる。紀元前3000年頃メソポタミアで鉄が知られていたが、当時は鉄鉱石から鉄を製錬することはできず、紀元前1400年頃になってヒッタイトにおいて初期製鉄法が開発された。地球の中心には鉄とニッケルでできた「核」があり、地球の質量の3分の1は鉄で占められているらしい。実は地球は「鉄の惑星」といえる。中心核の鉄は高温のため液体になって対流している。このため電磁石の役目をはたし地球の磁場を生んでいる。恒星の内部では核融合反応が進むが、この核融合の終着点が原子番号26の鉄なのである。全ての原子核の中で最も核反応を起こしにくいのが鉄である。

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