日本技術士会東北本部

文責 : 東北本部技術士 佐藤

410.日本の巨大仏

 鎌倉の大仏は高さ13m、奈良の大仏は高さ18m。日本国内にはこれらを超える巨大仏がいくつもあることをテレビで紹介していた。

(1)仙台市内にある「仙台大観音」は高さ100m、1991年に実業家が13億円をかけて建立した。内部にはエレベーターもあって高さ68mの位置に展望台もある。

(2)札幌の佛願寺には「札幌涅槃大仏」長さ45mがある。涅槃仏としては日本最大。1988年函館にあるテーマパークの名物オブジェとして作られたが、やがて廃墟になった。そこで佛願寺がこれを引き取った。200個のパーツに分解してトラックで運んだ。

(3)日本一を誇るのが茨城県の「牛久大仏」高さ120mである。構想から10年をかけて1992年に完成した。いったん10分の1サイズミニチュアを作り、それを参考に6000枚もの銅板をつくり、基体の鉄骨体に取り付けていく方法で建立された。左手の重さだけで16トンあるという。ブロンズ立像としては世界最大。

(4)淡路島には「世界平和大観音」高さ100mがある。1977年に島出身の実業家が建立したが、現在は廃墟になっている。撤去にも億単位の費用がかかるため手つかず状態。