日本技術士会東北本部

360.メルカトル図法

 私たちは世界地図を見てそれが正確なものと思っている。しかしそもそも球体である地球の表面を二次元平面で表すことは不可能である。1569年にベルギー出身の地理学者であるメルカトルが出版した世界地図に使われた「地図投影法」が「メルカトル図法」である。地図投影法には、方位図法、円筒図法、円すい図法などがあり、メルカトル図法は円筒図法の一つである。450年たった今でも使われている。メルカトル図法は「正角図法」とも呼ばれ、角度が正確に描かれる。経線と緯線が常に直角に交わり、どの位置でも東西南北の方向が変わらない。そのためこの地図は、海上を航海する際にとても役立つ。ただメルカトル図法では、赤道から離れた地域は拡大されて描かれてしまう。南極や北極のあたりは事実上表現できない。

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