日本技術士会東北本部

文責 : 東北本部技術士 佐藤

240. 消費税

 消費税とは、モノやサービスを取引する際にかかる税金のことで、特定の人に負担が集中せず高齢者も含めて国民全体で幅広く負担する税金である。法人税や所得税に比べて税収が景気動向に左右されにくいので安定税源とされる。低所得者ほど負担感は重くなる。日本では1989年に初めて3%の消費税が導入され、1997年に5%に上がり、2014年には8%に上がった。消費税は一般会計税収の約3割を占めて貴重な財源になっている。