日本技術士会東北本部

文責 : 東北本部技術士 佐藤

218. 日本製紙セルロースナノファイバー

 日本製紙は石巻工場に、世界最大規模の年産能力500トンのセルロースナノファイバー量産設備を建設すると発表した。セルロースナノファイバーは、木材パルプなどを化学処理して、髪の毛の1万分の1ほどの太さにほぐした繊維状の物質で、次世代素材として注目されている。鉄の5分の1の重さで5倍の強度があるという。現在岩国工場で年間30トンの設備を稼働させ、尿モレシートなどに採用している。