173上杉鷹山 2016年6月15日 江戸時代屈指の名君といわれる上杉鷹山(ようざん)は、1767年に17歳で山形県の米沢藩15万石の第9代藩主となった。当時の米沢藩の借金は20万両もあり、破たん寸前だったが鷹山は改革を断行した。大倹約令を発表し聖域を設けずありとあらゆる倹約を実行した。藩主の生活費はそれまでの1割に減らした。新田開発を促し新しい事業を興した。有名なことばに「なせば成る。なさねばならぬ、何事も。成らぬは人のなさぬなりけり」がある。これは武田信玄の名言を模範にした。