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31.菌類の話


 私たちの周りには肉眼では見えない小さな生物がたくさんいます。それらは微生物と呼ばれ、特に「細菌」「古細菌」「真菌」と呼ばれる菌類は、私たちに とってあるものは有益に作用し、あるものは危険な存在です。ここでウイルスは生物とみなされないので除外します。ちなみに私たちの腸内にも、500種類 100兆個もの細菌が住んでいるそうです。
 「細菌」は大きさが1000分の1ミリ前後で、約8000種類が見つかっています。有用なものとしては「乳酸菌」や「納豆菌」などがあり、危険なものとしては「コレラ菌」「ペスト菌」などがあります。分裂を繰り返しながら仲間を増やしていきます。
  「真菌」には「酵母」や「コウジカビ」などがあり約10万種類が見つかっています。水虫は白せん菌という真菌です。1929年に青カビから抗生物質ペニシ リンができたように、有用なものが潜んでいる可能性があり、世界中で医薬品や健康食品の開発に役立つ新種の微生物探しが進められています。
かつては欧米の人たちが、南米やアフリカなどで各種の細菌を見つけて自国に持ち帰りましたが、今では現地国の許可なしには持ち出せないように保護されています。