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27.ボーイング787


 最新旅客機ボーイング787が、バッテリーに関するトラブルを連続的に発生させて、現在は運航停止状態になっています。
 787ドリームライナーは、アメリカのボーイング社が開発した最新鋭機であり、座席数が約250の中型機です。全日空が2011年10月に世界で初めて営業運転に使用を開始しました。
 787の機体は主に炭素繊維強化プラスチックで軽量化をはかっており、空力特性改善やエンジン性能向上などもあって、燃費がB767よりも2割向上したとされます。最大航続距離もB767より4割延びて、日本から片道1万キロのニューヨークに直行できます。
 部品全体の35%は日本製とされ、今回問題になっているバッテリーも、GSユアサ製のリチウムイオン電池です。主翼は三菱重工業が製造しており、B787に使用される炭素繊維は全て東レが製造しています。エンジンはロールスロイス社製とGE社製が使えるそうです。
 B787は世界で約50機が飛んでおり、全日空が17機、日本航空が7機と日本の2社だけで半分を飛ばしています。今後の主力機と期待されていますが、今回のトラブルが大きなブレーキになっています。全日空では既に66機を発注しているそうです。