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12.ハイブリッド車プリウス


 2011年に国内で最も売れた車は、ハイブリッド車プリウスが約25万台でダントツのトップでした。ハイブリッド自動車とは、2種類以上のエネルギー貯 蔵装置(ガソリンタンクとバッテリー)と、2種類以上のエネルギー変換装置(ガソリンエンジンとモーター)を持つ自動車のことを言うそうです。
  トヨタでは「普通の車の2倍の燃費の車を作ろう」という目標から、ハイブリッド車の開発に挑戦したそうです。1997年初代プリウスの燃費は28km/l で、当時のカローラの燃費14.6km/lの2倍に近い値を実現しました。しかし実際に使ったお客様からいろいろな不満が寄せられ、2003年の2代目プ リウスでは、走りと燃費の両立を目指した改良を行い燃費は31km/lに改善しました。2代目プリウスでは、バッテリーの電圧(201V)をインバーター (コンバーター)によって500Vに昇圧することで効率を改善しました。2009年の3代目プリウスでは、電圧は650Vに昇圧しています。
 2012年のアクアでは燃費40km/lを達成しました。燃費をよくするために特に必要なことは、
(1)エンジン自体を改良する
(2)エンジンは燃費のよいところで使う
(3)エンジンを止めておく
(4)エネルギー回生を行う、の4つだそうです。
 ガソリンエンジンとモーターのトルク特性を把握して最適に使い分けするということが重要です。ちなみにプリウスの動力伝達系にはクラッチがありません。したがって例えばバックするときは必ずモーター駆動(逆転)になります。