日本技術士会東北本部

799.腕時計の市場

 かつて腕時計市場においてはスイスメーカーが世界の主流であった。そこに登場したのがセイコーのクォーツ式腕時計である。高精度で大量生産に向いていてしかも安価だった。1969年にセイコーが世界初のクォーツ式腕時計を発売すると、シチズンなども続き日本のクォーツ式腕時計が世界を席巻した。スイス勢も1983年にクォーツ式でデザインにこだわった「スウォッチ」を発売して大ヒットになる。スイスは同時にブランドイメージを高めた機械式腕時計も復活させた。一方日本メーカーは、中国メーカーとの価格競争や携帯電話普及による腕時計離れなどで業績が低迷する。そんな中シチズンは、1993年に複数の電波塔から発信される標準時を受信し、時刻を自動で合わせる「電波時計」を開発した。2012年にはセイコーが衛星から時刻をとる「GPS時計」を発表する。だが腕時計市場自体は縮小している。そして米アップルのスマートウォッチなども強敵になってくる。今では日本メーカーも高級化路線を進み、例えばグランドセイコーが販売する「アストロン」は23万円だ。ちなみに私の腕時計は、8年くらい前に1万円で購入したソーラー式電波時計であり、申し訳ないほど安価でラクチンだ。

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