日本技術士会東北本部

796.ウイルスの話

 またまたウイルスの話で申し訳ありません。ウイルスはずっと人類にとって「敵」であった。ヒトや家畜に病気を引き起こすからである。そういったウイルスのみが注目されてきたのである。しかし実はあらゆる場所に膨大な数のウイルスがいることがわかってきた。地球は多様なウイルスに満ちているのだ。ヒトなどに病気を引き起こすウイルスは氷山の一角である。健康なヒトの体の中にもウイルスはたくさんいる。例えば胃の細胞からはヘルペスウイルスが見つかる。通常は病気を起こすことなく潜んでいるが突然暴れ出すことがある。ウイルスはひたすら効率よく設計図を増やす機械のような存在である。この海には宇宙の星の数よりも多くのウイルスがいるというがどうしてわかるのだろうか?
 19世紀結核やコレラといった病気の原因となる微生物が顕微鏡で次々と見つかった。それらは「細菌」であった。ところが天然痘などの原因微生物はなかなか見つからなかった。それは非常に小さくてろ過装置をすり抜けるもので、当時の顕微鏡で見えなかった。1898年にオランダのベイエリンクが「確かに存在する」として「ウイルス」と名付けた。

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