日本技術士会東北本部

787.冒険家 植村直己

 野口健は植村直己にあこがれてアルピニストになったという。植村直己は1960年明治大学に入学し山岳部に入部する。年間130日を山で過ごして自分を鍛錬したという。23歳でフランスへ行き資金を集めるためスキー場でアルバイト。2年後貯めた資金でヨーロッパアルプス最高峰のモンブラン(4807m)へ単独登頂に成功する。1970年には日本人で初めてエベレストに登頂。大学を卒業してわずか6年でアフリカ大陸キリマンジェロ5895m、南米大陸アコンカグア6960m、北米大陸マッキンリー6194mを合わせて5大陸最高峰を世界で初めて全制覇。植村の名前は世界にとどろいた。次にめざしたのは南極大陸の犬ぞり単独横断である。まず3000キロを体感するため稚内から鹿児島まで歩いた。犬ぞりの操縦や極寒の地で生き抜くすべを、グリーンランドイヌイットから学んだ。訓練として(1)グリーンランドからアラスカまで1万2000キロの犬ぞり走破(2)北極点への単独犬ぞり到達(3)グリーンランド3000キロ単独犬ぞり縦断走破、を実行した。いずれも世界初の快挙である。しかし1982年支援を約束していたアルゼンチンが、イギリスと紛争になり(フォークランド紛争)計画はできなくなった。植村は厳冬期の北米マッキンリーに単独で挑戦することにした。登頂に成功するも帰らぬ人となった。この登頂はそれまでの植村らしくないという。彼の言葉に「人間だれでも死ぬのはこわい。だから私はあらゆる準備に時間をかける」がある。

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