日本技術士会東北本部

783.録音した自分の声

 自分が話す声をレコーダーに録音して聞いてみると、自分の声ではないように聞こえてしまうのを体験したことがあると思う。周囲の人が聞いている自分の声と、自分が聞いている自分の声とは違うものだ。人間はのどの奥に声帯という、閉じたり開いたりする「ひだ」がある。声を出すときは「ひだ」が閉じていて、肺から来た空気で振動する。その振動を唇や舌を使っていろいろな声にして口から外に出している。こうした声は、音の波として空気を通して周りの人の耳に入り鼓膜を振動させる。その振動が鼓膜の奥にある内耳に届くと電気信号に変わって脳に伝わる。口から出た声は自分の耳にも入る。だが自分の場合はもう一つ、声が頭にある骨に響いて骨が振動して直接内耳に届く。これが「骨導音声」である。普通私たちは「気導音声」と「骨導音声」の二つを同時に聞いている。骨を通ると低い音が強調されて聞こえるという特徴がある。この骨振動を利用した製品の補聴器がある。

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