日本技術士会東北本部

781.ジャージースーツ

 NHKテレビからの受け売りですみませんが。質問は、体操着のことを「ジャージ」というのはどうしてか?国語辞典でジャージーを調べると、柔らかく伸縮性のある厚手のメリヤス地の布、とある。ジャージー牛の原産地で知られる、イギリスとフランスの間にあるジャージー島発祥のメリヤス編みを「ジャージーステッチ」という。このジャージーステッチでつくられた布や衣服を「ジャージー」ということが理由のようだ。かつて島では漁師が防寒用のセーターをつくっていたが、その編み方が2本の編み棒で編み込む「ジャージー」である。ジャージー島からヨーロッパにそして世界中に広まった。ジャージー編みは、ループをつくりながら糸を絡ませていくもので、伸縮性があり耐久性もあるので、これでトレーニングウエアがつくられた。やがてトレーニングウエア自体をジャージーと呼ぶようになり、省略されて「ジャージ」になったらしい。1920年代にアメリカで「スウェット」がつくられた。ジャージを着ていると汗ですりむけて着心地が悪かったので、糸をコットンにして、表面側をジャージーに裏側をパイル織りにした新しい生地をつくった。それが「スウェット」である。言葉は汗を表すsweatからきた。この「スウェット」と同じものが日本で「トレーナー」と呼ばれる和製英語である。ボクシングトレーナーの人たちが着ていることから名付けられた。うちの母親が編み機を使ってたくさんのセーター類を編んでいたが、あれが毛糸を使ったジャージー編みだったのかもしれない。

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