日本技術士会東北本部

文責 : 東北本部技術士 佐藤

770.大坂の陣とスペインオランダ

 テレビで新たな事実を知ることが嬉しい。「大坂の陣とスペインオランダ」の話もその一つだ。
 大航海時代の後、大帝国スペインが世界の富を独占していた。一方商人たちがつくった小さな国それがオランダであった。オランダの貿易船が難破して日本に漂着した。鉄砲や弾薬が大量に積まれていた。オランダ人は徳川家康に対面し、家康は大量の武器を購入する。そして半年後に関ヶ原の戦いで勝利する。だがまだ大阪城に豊臣秀頼と各地の武将たちが残っていた。1602年オランダ東インド会社が設立された。オランダの商人たちが求めたのは、キリスト教布教や領地ではなく「利益」であり日本の銀だった。戦国時代の日本は銀の産出国で、最大時には世界の生産量の3分の1を占めたという。家康は鉱山開発に力を入れた。オランダは銀を求め家康は兵器を求めた。そして布教を求めるスペインを拒否した。そこでスペインは豊臣方に接近しキリシタン大名たちに協力を求めた。家康は大阪城を攻めるが(大坂の陣)苦戦する。そこでオランダに強力な大砲を求めた。オランダは最新式のカノン砲を提供し銀を手に入れる。大砲で大阪城を攻めた家康は勝利する。実は大坂の陣は、影でオランダとスペインの戦いでもあったという事実。歴史は実に面白い。