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765.「岩石」の話、石灰石、大理石


 最近は世界遺産などを見て「岩石」に興味をもつようになった。「岩石」とは、地球の地殻を構成している天然物質のうち硬さと安定性を有するものをいう。岩石は大きく「火成岩」「堆積岩」「変成岩」の3種類に分類される。
 「火成岩」とは、マグマが冷却され固結したものであり、安山岩、花こう岩、玄武岩などがある。
 「堆積岩」は砕石、生物遺骸などが、水底などに堆積・沈積して固結したものであり、凝灰岩、石灰岩、砂岩、泥岩、粘板岩などがある。「石灰岩」は、主に炭酸カルシウムからなり、生物起源のものは有孔虫、サンゴ、ウミユリ、貝類などの生物が海中で堆積してできたものという。地殻変動で隆起した石灰岩台地は、酸性の雨水によって浸食されやすく、地下水脈が空洞を形成すればそこに鍾乳洞がつくられる。
 「変成岩」とは、岩石が高い温度と圧力を受けて組成や構造が変化したもので、蛇紋岩、結晶片岩、結晶質石灰岩などがある。
 「大理石」とは、石灰岩がマグマなどの熱により再結晶した結晶質石灰岩である。高級石材の代名詞として建築内装などに使われ、石灰質の混入鉱物によって色や模様に多様な変化を見せる。石灰岩は世界中に大量に存在して、世界遺産などになっている。元々は生物の遺骸の堆積だといわれてもなかなか信じがたい。