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758.ヒエログリフとロゼッタストーン


 紀元前3500年ころ、チグリスユーフラテス川流域のメソポタミア文明で、世界最古の文字とされる「クサビ形文字」が発明された。その数百年後に古代エジプトで、王ファラオの記録を残すためにほぼ完成した形で突然現れた文字が「ヒエログリフ(象形文字)」である。中国では紀元前1700年ころの「殷」の時代に甲骨文字が誕生し、これが元になって「周」の時代に漢字が使われるようになった。
 1799年ナポレオンのエジプト遠征で発見されたのが、「ロゼッタストーン」と呼ばれる1枚の玄武岩である。現在は大英博物館にある。上段に「ヒエログリフ」中段に「デモテイック」下段に「ギリシャ文字」と3段に文字が刻まれている。3段は同じ内容であろうと推測されることから、多くの学者たちが解読に挑んだが誰も解読できなかった。1822年になってフランスのシャンポリオンが、ついに解読に成功した。シャンポリオンは11歳で「自分が解読する」と言って挑戦したという。