日本技術士会東北本部

756.スペイン風邪の第2波

 100年前世界的に大流行した「スペイン風邪」は日本国内で大小3度の流行を繰り返した。その第2波は第1波に比べて死亡率が4倍超にはね上がった。第1波は1918年秋に本格化した。感染者約2100万人、死者は25万人にのぼった。1919年秋になって第2波がやってくる。第1波で流行が穏やかだった地域ほど激しい流行になった。免疫の有無が影響したとされる。感染者は240万人と第1波の10分の1だが、死者は約12万7000人。死者の割合は第1波の4倍超になった。ウイルスが変異したとの説もある。当時は原因がウイルスとわからなかったが、手探りで開発されたワクチンが無料で500万人以上に接種された。しかし効果はなかったとされている。スペイン風邪は小規模な第3波を経て収束した。国民の4割以上が感染して「集団免疫」を得たことが理由とされる。今回の新型コロナウイルスでは、感染により免疫を獲得した日本人は少ない。スウェーデンが新型コロナでこの「集団免疫」政策をとったが失敗したといわれる。

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