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2.東京駅   2012年12月17日

壮麗な赤レンガの駅舎を持つ「東京駅」が誕生したのは1914年。もうすぐ100年になるのを前に、その駅舎が完全復元工事を経て創建時の姿で本日オープンします。東京駅は、「横綱が皇居に向かって大きく手を広げて土俵入りをしている姿」とも言われます。明治41年に当時の日本建築界第一人者であった辰野金吾氏が、辰野式ルネッサンスと呼ばれる設計を行いました。
レンガ積み鉄骨3階建て、さらに左右に八角形の巨大なドームを備えた、正面長さ335mの重厚感に優れた建築物でした。関東大震災には耐えたのですが、昭和20年の空襲による火災でドームと3階部分を失ったのです。しかし昭和22年に2階建て駅舎として再建されました。昭和39年には東海道新幹線が開業して東京オリンピックが開催され、平成3年には東北・上越新幹線の東京駅乗り入れが実現して、まさに中央駅になりました。創建時の姿へという復元工事は2007年にスタートして、この2012年9月に完成しました。
辰野金吾氏は、佐賀県で下級役人の子として生まれ、工部大学校(現東京大学工学部)で有名なコンドルに学び、工部大学校を主席で卒業後、英国に留学してヨーロッパの建築を学んだ日本建築界の重鎮でした。

                             

本日より、連載   2012年12月14日

佐藤光雄(技術士:機械、宮城県) 広報委員のご協力により、本日より1分間で読める科学・技術の話を連載いたします。 記事を読んで気になったこと、疑問に思ったこと、こんな話題等については、東北本部facebookへ。励ましのお言葉、ご自身でも投稿したい方、連絡ください。お待ちしております。